先週の話ですが。 芥川賞・直木賞受賞パーティーにご招待いただきまして、行ってまいりました。 去年、私が音楽監督と作編曲を担当した渡辺えりさん作の音楽劇 「肉の海」の原作者である、作家の上田岳弘さんがなんと芥川賞を受賞されたんです。
上田岳弘さんとは「肉の海」の後も飲んだりして交流があったんですが、そんな縁で今回芥川賞の受賞パーティーにご招待していただきました。
いやはや、人生で芥川賞の受賞パーティーに参加することがあるなんて!
本は好きですが業界の人間でも全くない自分にとっては、想像もしなかったしなかなかできない経験で感激でした。
芥川賞みたいな注目度の高い賞のパーティーだなんて一体どんな人が来ているのかと戦々恐々、興味津々であったのですが、親族や業界の方々はまあ当然として、小説執筆のための取材を受けた方や職場の関係者やいわゆる友人などなど、意外と幅の広い層が来場されていて、フォーマルな雰囲気もありつつのカジュアルな感じが同居する暖かくも面白い雰囲気でした。ちょっとした異業種交流会みたいで面白かったです。
上田岳弘さんは「私の恋人」という作品で三島由紀夫賞を受賞して、「塔と重力」という作品が戯曲「肉の海」の原作でした。今回の芥川賞受賞作品は「ニムロッド」という作品です。上田岳弘さんは私と同学年なんですが、彼の小説の主人公は彼と同年代、つまり私と同年代であることが多く、おそらく彼の等身大の感覚を小説に投影しているのだろうと思いますが、それは私にも非常に共感できるものなんですね。けっこう難解な話の展開であったりはするのですがとても感情移入できる不思議な体験をさせてもらえる作品なのです。面白いですよ。
ちなみにニムロッドは、仮想通貨がモチーフになっている作品です。
サーバルームの描写が多いんですが、私、17、8年くらい前の会社員時代にシステムエンジニアとしてサーバの保守運用やってたことがありまして。なんだかそれも懐かしかったな。 ご興味のある方オススメです。 さらにちなみに、三島由紀夫賞を受賞した「私の恋人」は今年の渡辺えりさんの新作の原作になるそうです。 私は今回は関わってませんが、こちらも非常に楽しみであります。
「ニムロッド」
https://www.amazon.co.jp/dp/4065143470/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_kLvECb62S558Q おふぃすさんじゅうまる新作「私の恋人」
http://office300.co.jp/watashino.html 「肉の海」(公演終了)はコチラ
http://office300.co.jp/nikunoumi.html
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