まず、食品や清掃用具、電球など日々使う消耗品類のストックを切らさずに常備できるよう計画的に買い足せる能力というのを「買い物力」と定義します。
わたしはこの買い物力がてきめん低いです。以前こんなブログを書きましたが
ネギが遠い
非常に一般的な食材であるネギに手が出せないほど、買い物力は低いです。
このころから4年経って買い物力は上がったのかといえば全くで、未だにそんなことを繰り返しています。例えば玄関の電球が切れているのに、家に帰って電気をつけるまでそのことを思い出さない、家に帰って初めて「あ、今日も買うの忘れた」的なそんな日々の繰り返し。まあ電球切れたくらいでは特に生活に支障はありませんから大丈夫なんですが、今日も買い物力は低かったととにかく無駄に嘆息してしまうわけです。
さてこのところ舞台にかかりっきりだったということもあって、水周りの清掃用品が切れていたのをずーっと放置していたのです。キッチンハイター的なやつですね。
それを今日、なんと仕事帰りに駅前のドラッグストア前を通過した際、奇跡的に思い出したわけです。あ、キッチンハイター、と。車を慌てて止めドラッグストアに駆け込む。キッチンハイターを探す。見つける。するとどうでしょう、他にも我が家に少なかった備品の数々がポンポンと思い出されるわけです。あ、洗顔フォーム残り少なかった、ボディソープももうすぐ切れるね、ティッシュはあと一箱だったから買おう、トイレクイックルもなかった。買い物は非常にスムーズに進む。行き慣れた店のこと、商品のある棚を効率的にほぼ最短距離で周り床を滑るようにレジへ向かい会計を済ませる。カンペキ。
おおおお、これか、これが買い物力というやつだ。なんだ、一つきっかけがあれば出てくるじゃないか。この思い出すきっかけが足りなかったんだね、おれは。しかし今日のおれにはそれがあった。買い物力、少しはついたんじゃないの?非常に充実感に満ち溢れて家路につき、帰って買って来たものを所定の位置に収めようとする。詰め替えものはボトルに、スブレーものはスブレーに・・・
手にしたキッチンハイターは詰め替え用のスプレー部のないボトルのみ。台所の奥にはそのスプレー部が置いてあるはずだが・・・ない。
そこでハタと思い出す。何日か前、中身がなくなって詰め替えを買い忘れてることに何度目か気がついた時、もういいやとスブレー部ごと捨てたことを。
今日のわたしの充実感は、すべて霧のように散っていきました。
これだけならいいのですが、これ問題なのはスプレーだけを買うということができないのでもう一つ買ってこなければいけないので、おそらくそれも思い出すまでに時間がかかるだろうなあということと、同じくカビキラーを買って来たんですが、しまおうとしたらやっぱりスプレー部のないボトルだけのものが出てきたこと。どうも以前に同じことをしたようです。
相変わらず買い物力は低いです。
明日も頑張って生きていこうと思います。