さてずいぶんとお久しぶりのブログです。
一ヶ月以上空けてしまうなんてなあ、不覚です。一ヶ月も休むと頭のチャンネルが完全に閉じてしまって日々思う、ちょっとしたこともなかなか書きづらくなってしまうのですね。なのでまあまたリハビリがてら、ぼちぼち再開していこうと思っています。
最近のBrand Newをいくつか。
iPhoneを機種変更しました。iPhoneからiPhoneに。6から7に。なんというか目新しさがありませんな。まあ画面は綺麗になったかな?くらいで特になにも変化はありません。変化といえば、以前裸で使っていて傷らだけにしてしまったiPhone6の反省から、新しいやつは完全防備です。ケースもつけて画面保護フィルタもつけた。バッチリ!結果、本体のデザインが全く見えなくなりました!!なんじゃそりゃー!笑
ちょっとスマホ関連は、なんとなく飽和状態にあるような感覚です。ドキドキするような機種がありませんね。ジョブスが健在だった頃はニーズに合わせた商品ではなくて、そこにニーズを作るような商品がでていました。
いやはや、音楽も然り。アンサンブルにおいて能動的であることの重要さ。全てに通じることですね。
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メガネを変えました。
ここ3年ほど愛用していた以前の黒セルフレームメガネは、メガネの重さからか、はたまたわたしの鼻の低さからか、しょっちゅうズリ落ちておりまして。ここ数年の演奏中の写真は95%以上が新聞を読むおじいちゃんライクな老眼鏡スタイルになってました。しまいにゃ演奏中に左手に引っかかってメガネが飛ぶ始末。こりゃあイカンと、もっと軽く、もっとフィットするものに変えた次第です。お値段もちょっと高めでオトナな買い物。長く使いたいです。
ところで、ずり落ちるメガネというのを長くかけていると、自然とメガネをかけ直すクセがつくのです。右手でね。これが不思議なモノで、ズリ落ちて気持ち悪いから右手で掛け直しているはずなのに、メガネをかけていなくても自然と右手がソコへ行くようになってしまうんですねえ。
一体わたしの右手は何をなおしていたのでしょう。メガネがなくともそこへ手がいくということは、どんな感覚をきっかけにして右手をメガネにやっていたのでしょう。わたしの右手は実は、メガネを直していたのではないということなのでしょうか。一体わたしの右手は、目のそばで何をしていたのでしょう。不思議でなりません。
人間てのは、謎めいていて、すばらしいなあ
ゆうじ
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夏からこの秋にかけて幾つかの作品の録音に参加しました。またぼちぼちと紹介していこうと思っています。年明けにはそれらのCDのリリースコンサートが続きます。情報が出次第そちらも。
また、来年1月27、28、29日に三宅裕司さん率いるライト・ジョーク・オーケストラでブルーノート東京に出演します。いやはやこんな形でブルーノートのステージに立つ日が来るとは。周囲への感謝と敬意の気持ちを持ちながら演奏してまいります。こちらはもうオフィシャルでは情報が出ているようです。詳細は以下のページから。
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今月にはいって忙しさもすこし落ち着いていて、また本を読む時間ができました。
以前NHKでドラマ化された「精霊の守り人」シリーズの続編を読みました。まずは「闇の守り人」「夢の守り人」の2冊。文化人類学博士である、作者の上橋菜穂子さんの緻密な世界観の設定には舌を捲くばかりです。これだけの物語をつくるのに、どれだけのバックボーンがあるのか。モノを創るということは、そういうコトだと感涙した次第です。
モノを創る立場にいる人間の端くれとして、もっともっと勉強せねばと、改めてバッハを引っ張りだして、インベンションの構築美に感動しまくりの日々です。
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リハビリといいつつ、ずいぶんのボリュームで書いてしまいました。
なんだ書けるじゃん・・と思いつつ、そうか、わたしの場合、多い口数から無駄を省いていくのがリハビリか、と気が付いて猛反省しています。
ああ高倉健になりたい。