近頃は東京も外国の方が多くなってきました。
私は特に、ホテルなどで演奏することも多いので、観光やビジネスでこられた外国の方を見かけることはとても多いです。バーなどで演奏していると外国の方から話しかけられたり、リクエストいただいたりするので、多少の英会話は心得ておかなければといつも思っているのです。ええ、それこそ条件反射的に出てくる位にね。それがグローバル化時代のミュージシャンってやつでしょう。
さて先日、私はいつものようにホテルのバーで演奏し終え、帰路につこうと楽器を抱えてエレベーターの前におりました。エレベーターが到着し扉が開き、入ろうとした瞬間、中からも人が出てきて、鉢合わせ。おっと。そういうことはよくありますね。どうもその人も降りる階を間違えた様子でまごまごしてました。まあそりゃびっくりしますわ。エレベーター開いたらでかい楽器がいきなり出てきたわけですから。こういう時は一応、エレベーターの向かう方向を確認するのが常なのですが。
その人、若い女性であったのですが、なかなかに顔立ちがオリエンタルな上に、日本人はなかなか着なさそうな露出の多い服にけっこうなダイナマイトボディでありました。一瞬の観察ののち、私はこりゃあ日本人じゃないなあと、アジア系の外国の人と判断、
「goin' down??」
と口走っていたのでした。そうです、ここは国際都市東京。アジアの人も多いしそういう場合も英語です。条件反射的に英語が出てくるミュージシャン、国際派。
さてその女性、とまどいつつも「yes」と答え、一緒に乗り込みました。しばらく降下するエレベーター。よくあることなのですが大きな楽器を抱えていると、こういう時話しかけられます。その女性もこちらをみて、楽器に興味を示した様子。その後、
「こんとらばす??」
と聞いてきました。ちょっと不自然な発音、そう日本人が無理くり慣れない英語の発音をするような発音で・・。悪い予感をよそに私は「yes」と短めに答えました。なるべく目を見ないようにして。。
そうこうしているうち、エレベーターは女性の目的の階につき彼女は降りて行きました。扉が開いた時、目の前には彼女のお友達がいたようで「なんで先にいっちゃうのよぅ〜〜〜」と甘えた声で話しながら。・・日本語で話しながら。
そう、私たちは、エレベーターの中で、擬似的グローバル・ロール・プレイをしておったわけです。私も彼女をアジア系の外国の人かと思いましたが、私が最初に英語なんか喋ったもんだから、向こうも私のことを、英語喋るアジア系外国人だと思ったんでしょうね。。
まさにヴァーチャル・グローバル。
あー、恥ずかしい。。
真の国際派への道は遠い・・・。
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