1978年8月31日 千葉県出身。高校よりエレキベースを始め、立命館大学ジャズ研でウッドベースを始める。
1999年京都大学Dark Blue New Sounds Orchestraに所属し山野楽器ビックバンドジャズコンテストで優秀賞受賞。2001年頃より都内近郊のジャズクラブ等で活動を始める。
これまでにサックス奏者山口真文氏、ドラム奏者ジョージ大塚氏、ピアニスト辛島文雄氏などのバンドに参加。その他俳優の渡辺えり氏、三宅裕司氏のライブサポートやTAPダンサー等とのコラボレーションなど活動は多岐にわたる。
現在は自らのグループで自己の音楽を追求するかたわら新しい芸術の発信方法を模索している。
Wacken Open Airというドイツで開催されているメタルフェスの「Rock Meets Classic」という企画にゲストボーカルで参加して、メタルバンドとフルオケをバックに往年のHelloweenの名曲を歌っていた様子です。意外に取り上げられることの少ない「A Little Time」「Kids Of The Century」あたりが演奏されてるのはKiskeファンとしてはとても嬉しいことですね。特に「Kids Of The Century」なんて「Pink Bubbles Go Ape」という存在感の薄い微妙な立ち位置のアルバムの中の一曲なのでちょっと選曲としてはびっくりです。ワタシ個人的にはKiske色の強くなったこのアルバムはそのあとの「Chameleon」も含め大好きなのですが、世間(つまり王道メタルファン)的にはどーでもいい曲なんでしょうね。Kiskeが曲紹介したあとの観客の反応がイマイチすぎて笑います。そのあとの名曲「I Want Out」の反応と比べるとさらに笑えます。でもオケ的にはこの曲一番合ってる気がしますけど。
2009年に結成したUNISONICでは相変わらず活動しているようですが、この人はテコでも動かないHelloweenのMichael Weikathとは違い、悩める人でありまして、常に自分の表現とは何かを模索し続けている形跡があるのです。失敗や起伏も多いわけですが、ワタシにはそこが非常に魅力的に映るわけであります。その人間らしい試行錯誤の過程だったのかしらというアルバムを発見いたしました。なんと過去のKiske曲をアコースティックギター編成で撮り直したというアルバム。「Past In Different Ways」。