入梅以来、ブログをすっかりお休みしておりました。
最近は何をしていたかといえば、芝居の曲作りをし譜面を書きデモを録音し、富山にキャンプの下見に行き、映画をみたり酒を飲んだりしておりました。いただいた録画ドラマも一気に見てました。遊んでいるのやら仕事をしているのやら。しかし全ての行動は無関係に見えて実は無駄でなくどこかで繋がっていくのがこの世界の抗うべからざる法則なのであります、などど尤もらしい言を以って日々の堕落の言い訳とさせていただきく存じます。
日々のネタは貯まっておりますので、また追い追い。
湿度計購入以来、湿度観察はほぼ日課となりました。
湿度とは本当に不思議なもので、梅雨だからといって必ずしも屋外の湿度が高いわけではないのです。むしろ部屋が高い湿度(70%超え)になる場合は長時間締め切っている場合が多いのですね。
先日、あまり天気が良くない日に湿度が高くなるといけないからと締め切って家を出て、帰ってきたら室内がムッとしておりまして、湿度は70%超え、室温は30度近く。あわてて窓を開けたらあっという間に50%に下がったということがありました。湿度管理には換気、空気の循環が何より重要というところなのでしょう。これは梅雨でも例外ではないようです。
もう一つ興味深いことがありまして、とあるお店で演奏しておりまして、エアコンもかかっていたのだけれどもどんどん楽器が弾きづらくなる。楽器は結露するし、体感湿度が上がり疲労度がハンパない。さて今日も梅雨将軍にやられたかと店の外に出て様子を伺うと、そんなに湿気てないわけです。はてと考えてみて、原因に思い当たりました。
ようするにエアコンなわけです。お店の中にはお客さんがいて調理もするから湿度は常時上がるのだけれど、そこへエアコンをかけると温度がどうしても下がるわけです。そうすると人も楽器が冷える。空気の飽和水蒸気量が下がる。結露する。体感湿度が上がる。湿気は人体から発生し続けるけれど、きっとエアコンの除湿機能と換気機能に限界があるんでしょう。あれ温度センサーで作動しますんで。湿気は増える、温度は下がる。悪循環。こういう時は換気が一番ということになるのだけれど、外が雨ではなかなか窓を開ける気分になりません。かくして室内では高湿度の自爆状態となるわけです。
敵は梅雨将軍ではなく、人とエアコンであった!!
もー、壁ごと破壊してやりたい。エアコン壊して俺も死ぬ。いいや間違えた。壁に穴開ける。風通し良くなる。湿気減る。
コントラバスは振動体(弦)に直接指で触れるのでかなり繊細な感覚で楽器を弾いてます。なのでちょっとしっけただけでもストレスになるんですね。これはやってみたいとわかんないことだと思うので、他の人にいくら力説しても伝わりづらいところだと思いますが、僕ら、マジで湿気嫌いです。なんならニンジンのグラッセ食べますから、半熟目玉焼き食べますから、湿気どうにかしてください。それくらい?嫌いだしストレスであります。
でもまったくないと困るので、あんな奴らは生かさぬように殺さぬように生殺しぐらいがちょうどいいんだと思います。ケケケ。
ということでまったく人に伝わらないであろう湿気のそれなりな考察はこの夏いっぱい続きます。
湿度計たのしい。