新しい相棒のフィット、乗り回しています。
親切な事に燃費計なるものが着いていて
逐一、いったい今どれくらいの燃費で走行しているのかがわかるようになっています。
つまり、この車は、燃費の良さにとことん特化して開発されたものなのでしょうかねー。
温暖化が叫ばれ、ガソリンが高騰する時代を反映した車。
毎日仕事で乗る身としては、荷物がたくさん載せられて燃費も良いとくれば文句ないんですけど。
前の愛車、プジョー306のプジヲくんは燃費はとにかく悪かったし、
あちこち故障してお金もかかったけど、運転するのがとにかく楽しかった。
アクセル押し込んだときの反応とか、ハンドルについてくるタイヤの感じとか、
すごいスムーズで良かった。
電装系がイカれまくってもエンジン自体は最後まで元気だったしな。
フィットは燃費良くて荷物も載ってひたすら便利な車だけど、
運転してて楽しいかと言われると、ちょとその辺りの魅力には欠けるかなあ。
車も、結局のところ道具であるし、商品であるので、
社会のニーズに合う形でカスタマイズされていくのは当然で、
今の、特に日本の風潮だとフィットみたいな車が求められてるんだろうなと思う。
運転そのものの楽しさよりも移動の効率、みたいな。
若者の車離れ、みたいなことが指摘されて久しいけれど、
結局のところ、こういうあたりが原因だったりするんだろうと思う。
市場のニーズを合理的に追い求めて、無駄とか雑味を徹底的に排除して、
超効率のよい道具を作り出すのだけど、
結局、道具を使うモチベーションというのは、効率ももちろんだけど、
もっとその道具の無駄とか雑味に対する愛情だったりすることが多い。
そういう無駄とか雑味みたいなものって、
合理的な資本主義システムだと、とても計算しづらい、というか、
たぶん抜け落ちてしまうとこなんだろうな。
非効率なものだからこそ使う、みたいな心理。
だからこそ、作る側の人間の遊び心とか冒険心みたいな
マーケティング的にはリスクを背負うような事が、
面白い商品を作るには必要不可欠だと思うのだけど、
いまこれだけモノが売れない状況だと、そのリスクを背負う勇気もなかなかなく、
効率のよい面白くない商品を作り、結果、それが市場の縮小につながるという皮肉な結果。
資本主義ならではのジレンマ。
市場の拡大とか利益の拡大とか、景気を取り戻すとか、もうそういう時代でなくて、
これからは規模が小さい市場が数多く点在するような感じで、
そこにいかにカスタマイズしていくかというような時代になると思うのだけど。
マスの時代はもう終わりかなと。
ま、これだけいろいろ言っておきながら、
フィット、けっこう好きですけどね。笑
ハンドルがなー もうちと重ければー。。
高速走行でも安定するんだけどなー。。
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