いつ頃からでしょうかねえ。
カメラ付き携帯が普及してからでしょうかねえ。
BLOGには写真を載せるのが当たり前、載せないとなんか説得力なーい、みたいな?
・・んなこたない!よね!
新聞記事だって、写真があるのとないのとあるもんね!
と、言い訳を終えたところで、写真ナシの臨場感に欠ける(笑)日記を。
先週土曜日、23日、阿佐ヶ谷ジャズストリートでした。
阿佐ヶ谷の町中がジャズでいっぱいになるこのイベント、
私は河北病院というところの講堂で、三寺順也(tb)セクステットで出演させていただきました。
実は阿佐ヶ谷ジャズストリートに参加するのは初めてです。
この日は朝から天気も良く、なんだか学生時代の学園祭の雰囲気を思い出しながら移動してました。
そこかしこでストリートライブをやってるのもいいんですが、
個人的に嬉しかったのは、大学生くらいのブラスバンドがデキシージャズをやりながら、
街を練り歩いていたやつ。あの、スーザホンて楽器が、大好きなんですよねえーー
あんなオイシイ楽器はないと思う。機会があったら是非やりたい。
もちろん三寺バンドの演奏もつつがなく、熱く。
今のメンバーは一緒になってから比較的長いんですが、ちょっとまとまって来た感がありますね。
マンハッタンのレギュラーライブにもうすこしお客さんが来てくれると嬉しいのだけど。
そんなこんなの阿佐ヶ谷ジャズの後、そのまま雑司ヶ谷へ向かいました。
演出家 唐十郎さん率いる劇団、唐組の公演を見てきました。
なんと、雑司ヶ谷の鬼子母神の境内にテントを張っての芝居小屋なのです。
テント芝居、初めて。地ベタにゴザですよ。うわーー!
内容は、源氏物語の葵の上と六条御息所のくだりを昭和な情緒でリメイクした感じ、でしょうか。
とにかく、役者さんの演技力と、凝った演出に圧倒されつつ。
演出上、かなり抽象的だったりする場面も多くて、芝居を見終わったあと、
あれは何かの暗喩だったのだろうか、と、つい、いろいろ考えさせられる、噛み答えのあるお芝居でした。
なかなか、若手の劇団では、こうは行かないすね。
さすがベテラン演出家。これが、芝居か・・・と圧倒されて帰ってきました。
テントも雰囲気たっぷりでいいですね。
テントならではの屋外をつかった演出もあって面白かったです。
唐十郎さんて、大御所演出家で、ずいぶんベテランなんですが、
やっぱり芝居の言い回しとかに時代を感じるんです。
少なくともリアルタイム感はまるでない。
それが臭みで、慣れるまで時間がかかるんだけど、
慣れたら、すこし面白くて、歌舞伎を見ている感覚に似てるなあと思いました。
役者の立ち回りとか演出にも、ちょっと歌舞伎の影響を受けてそうなところも多々あって、花道よろしく、客席中央の通路も多用するし。
歌舞伎も能や狂言から派生した大衆演劇だったわけだから、
こういうところに少しずつ色々な影響を感じると、
なんだか歴史だなあと思うのです。
音楽も一緒だなー
これでねー写真でもあればねー。
ま、でも新聞記事だって、写真があるのとないのとあるもんねーー。
次の日記は写真を載せたい。