以前、納豆屋さんに納豆は腐るのですか?と聞いてみたら、
「ワカンナイっす」という答えが返って来た事がありました。
詳細は、コチラ・・・というか、数行の日記ですが。
http://yujik.exblog.jp/11808807/
ライブハウスに見に来ていたお客さんへの、何気ない一言だったわけなのですが、
おかげでそれから私の頭の中はしばらく発酵と腐敗のことでいっぱいだったわけなのです。
そしてひとしきり調べてみて落ち着いた答えは、
「腐る可能性はある」
でありました。
いやいや、ぬるいとか言わずに、まあ話を聞いて下さい。
では始めますので、興味のある方は先に読み進めてくださいね。
納豆は発酵食品であります。
発酵と腐敗が何が違うかというと、起きてることは一緒なのですが、要はヒトサマに有益か有害かということですね。
つまり、大豆に付着した納豆菌という名前の菌が、大豆の有機物を分解してあのネバネバと臭いを生む訳ですが、そのネバネバと臭いがたまたま人体に有害でないというだけの話であって、基本的にはいわゆる腐るという状態とまったく同じ状態が起きている訳です。つまり、納豆菌以外の菌が付着したら、いくらでも腐っちゃうわけです。納豆菌という菌は非常に繁殖力が強いので、繁殖し出すと他の菌がなかなか繁殖しづらくなってしまうので、食べれる、ということですね。
であれば、納豆菌の繁殖力が弱くなれば、他の菌が繁殖する可能性はあるだろう、ということで
1、納豆菌が自らのエサとなる有機化合物を食べ尽くす(繁殖力が弱まる)
2、納豆菌を凌駕する繁殖力をもつ菌が付着する
場合に納豆が腐る可能性がある!という結論になります。
1の場合ですが、
納豆を放置すると、あれ、かたーくなって臭いもなにもなくなるじゃないですか。
糸もあんまりひかなくなるし。それはつまり、納豆菌が繁殖しきった結果、エサがなくなって納豆菌がもう死にかけてる状態だと思うんですね。その環境の納豆にエサを見いだし、繁殖する菌がいるとするならば!というか絶対いると思うんですが、納豆は腐るはずです。
2の場合
これは実際に状況として起こりうるらしいのですが、納豆菌にも色々種類があるようで、最近開発された臭いがあまりキツくない納豆菌には、繁殖力があまり強くないものもあるようです。そういう納豆菌の場合、他の雑菌におされて腐ってしまう場合も実際あるようですね。
以上の理由から、納豆は腐る可能性がある、と推測できますが、
悲しいかな、以上の話は、理論上の推測でしかありません。
そうです。これを証明するには、その事象を確認するしかありませんね。
実践あるのみ、です。
どなたかチャレンジしませんか(ものすごい優しい笑顔)?
勇気あるお申し出を、365日24時間態勢で、お待ちしております。
しかしまあ、毎度のことですが、ミュージシャンの日記とは思えんなあー